
こんにちはー。てにっしゅです。今月から始まるドラマ「キャスター」で主演を努める阿部寛さんの作品を見たいなー//
ということで見たのですが、感想一言でいうと「うーん、感動!! だけどもやもや….」ですかね
「もっとこうしてればこんなことには…..!」と社会全体に問いかけるような内容でした
ネタバレなし ざっくり紹介
物語は大震災が襲った数年後の仙台が舞台で、
阿部寛演じる刑事の苫篠は、全身を縛られたまま”餓死”させられるという不可解な連続殺人事件を追う
一方、佐藤健演じる出所したばかりの男:利根は数年前の大震災の避難所である二人と親しくなっていたが….
ざっくりいうとこんな話です、今作は描かれている事件の内容的にも過激な演出が多々あります/// そこはご注意を///
こんな人におすすめ!
- かっこいい阿部寛さんが見たい!
- 生活保護について考えさせられる作品が見たい!
- 家族の絆で感動したい!

今作では阿部寛さんは刑事役!! 取り調べのシーンがあるのですが表情が独特で緊迫感がとても出ていました// ドラゴン桜のように多くの名言があったというよりは、感情演技や表情がうまく、見ていて自然と「かっこいい」となるんですね
震災の被害者の生活保護を管理する福祉施設が登場するのですが、かなり細かく描かれており、社会的なメッセージ性が強いです
ここからネタバレありですーーーー
ネタバレあり レビュー
個人的に一番感動したのは、カンちゃんがケイさんの遺言を見たときですねー
カンちゃんは火葬場で上崎さんがいった一言、「死んじまったらおしまい」が頭から離れなかった、その言葉は自分とケイさんの関係を完全に終わらせてしまったように彼女には聞こえたんだと思います
もちろんケイさんの死を受け入れることはできない、だから気持ちだけでもつながっていたいと思っていた矢先、その言葉を聞いたら堪えられない怒りが込み上げてきてしまった
ケイさんの遺言「おかえりなさい」はそんなカンちゃんの気持ちを補完してくれるような一言でした
ケイさんは自分がいなくなったらカンちゃんがどんな気持ちになるのかわかっていたかのような……他人だけど、本当の家族のようにカンちゃんのことを理解していたんだと思います……..素敵ですよね

苫篠(阿部寛)と利根(佐藤健)が最後に話すことになりましたが、ここで苫篠の息子を利根が助けようとしたことが判明しました。利根は助けられなかったことをずっと悔やんでおり「護れなかった」と、その後悔の念から同じ黄色いジャケットを着ていたカンちゃんを護ると決めた////とも言っていました
利根と同じく、苫篠も妻と子を「護れなかった」という気持ちに苛まれつづけていました。そんな苫篠だからこそ、息子を見捨てた恨みの対象になってもおかしくない利根に「助けようとしてくれて声に出してくれてありがとう」という言葉をかけることができたのだと思います
カンちゃんは苫篠に「声をあげればだれかが手を差し伸べてくれるんです」といっていました。彼女にとってのケイさんや利根のことを言っているんでしょう。苫篠はこの意味を込めて利根に言葉をかけたんだと思います。”利根が困っているなら手を差し伸べる。声に出してくれてありがとう……助けを呼んでくれてありがとう”と伝えたかったんだと思います
ケイさんが亡くなり、カンちゃんと利根は福祉施設の三雲たちに抗議しに行きました。このシーンはかなりもやもやしています。所長は長々と説教をし、三雲さんは正直何を言っているのか理解できないぐらい残酷的な言葉を苦笑しながら言いました……。家族同然だった人を今さっき無くした二人に対してする行動とは思えなかったです(泣き) そんなこというぐらいなら口を閉じて謝り続けた方がよかったと僕は思います。もっとかける言葉があったのでは??と考えさせられるシーンでした
でもそのあと、上崎さんが語ったように福祉施設のみなさんも目の前のことに手いっぱいだったんだと思います。”生活保護を辞退した人のことまで責任を負えない”と思うのは仕方のないことだったのかもしれません
結果、誰が悪いとか誰のせいとかそんなことはわかりません。震災という怪物に対してみんな生き残るのに必死でした
だからこそカンちゃんの言うように ”声をあげ続ける” ことが大事だと思います
護られなかった者たちへ、声を上げ続けてくれてありがとう
てな感じですね。みなさんはこの作品を見てどう思いましたか??
清原果耶さんの演技は素晴らしいですね!! この作品で一気に好きになりました!!
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